
試作から単品、量産までお客様のニーズに寄り添った無電解ニッケルめっきをご提供いたします
無電解ニッケルめっきは、電気を使わず化学反応によって金属表面に均一な膜を形成する技術であり、複雑形状や凹凸のある部品にも均一な厚みで処理できる点が大きな特長です。また、熱処理によって硬度を向上させることで、耐摩耗性も高く、摺動部品や精密機構にも適しています。これらの特性により、無電解ニッケルは高機能・高精度が求められる分野で広く採用されており、他のめっきでは対応が難しい用途においても、安定した性能と加工性を提供できる技術として高く評価されています。
当社では、無電解ニッケルをはじめとする各種機能性めっきを取り扱っており、関連会社との連携により、めっき以外の表面処理にも柔軟に対応できる体制を整えています。 お客様の課題に寄り添い、最適な表面処理をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
当社では、無電解ニッケルをはじめとする各種機能性めっきを取り扱っており、関連会社との連携により、めっき以外の表面処理にも柔軟に対応できる体制を整えています。 お客様の課題に寄り添い、最適な表面処理をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
当社の無電解ニッケルめっき(Ni-P)

01.フルオートラインからハンドラインまで幅広い工法で対応
当社では、製品の形状やロット数、用途に応じて、フルオートライン(全自動)、ハイブリッドライン(部分自動化)、ハンドライン(手動)という3つのめっきラインを活用し、大量生産から少量・試作対応まで、高効率かつ高品質な加工を実現しています。

02.幅広い素材に対応
当社では、主に金属素材に対する無電解ニッケルめっきの施工を承っております。 鉄鋼材や銅材などの一般的な素材はもとより、アルミニウムやステンレスといった難加工材に対しても、創業70年の歴史の中で培ってきた独自の前処理技術により、安定した品質で日常的に対応しております。 また、上記以外の素材につきましても、お客様のご要望に応じて柔軟に取り組んでおります。

03.熱処理による更なる機能性向上
当社が提供する無電解ニッケルめっきは、中高リンタイプ(リン含有量7〜9 wt%)を採用しており、熱処理を施すことで、硬度・密着性・耐摩耗性のさらなる向上が可能です。また、熱処理をかけることで、磁性付与が可能です。 製品の使用環境に応じて熱処理の有無をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。 当社では熱処理設備も完備しており、めっきから熱処理まで一貫して対応できる体制を整えております。