
環境にも配慮した複合無電解ニッケルめっき皮膜
フッ素樹脂の一種であるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)を無電解ニッケルめっき皮膜中に含有させた複合めっきを提供しております。このめっき皮膜は、テフロンめっきとも言われています。商標の関係上、当社では、PTFEめっきと言う名称で取り扱っています。この PTFEが持つ撥水性・撥油性・潤滑性・非粘着性といった特性をめっき皮膜に含有させることで、より機能性に優れた表面処理を実現しています。
当社の無電解ニッケルPTFEめっき

01.用途に合わせPTFE量を調整
当社では、顧客ニーズにお応えするため、PTFE(テフロン)の含有量が異なる2種類の皮膜をご用意しております。樹脂特性に近い性能を持たせた「高含有タイプ」と、無電解ニッケル皮膜特性に近い性能を待たせた「低含有タイプ」を使用環境に応じてご提供しております。高含有タイプは、皮膜中に20~25Vol%のPTFE粒子を共析しています。主に 無給油摺動部品やスライダー部品など、摩擦低減や非粘着性が求められる製品に幅広くご活用いただいています。

02.環境規制にも対応済
当社のPTFE複合無電解ニッケルめっきは、皮膜中にPFOSおよびPFOAを含まず、近年の環境規制に適合しております。 今後のPFAS規制など新たな環境規制に対しても、関連会社との連携体制を整え、柔軟に対応できる体制を構築しています。 また、RoHS規制証明書をはじめとする各種環境規制にも対応しているので、ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

03.大型製品に対しても対応可能
当社の高含有タイプは、最大で1800×1000×1500mmサイズの製品に対してめっき施工が可能です。 この規模の製品に対応できる設備と技術は、国内でも極めて稀であると考えております。 また、無電解ニッケルめっきと同様に、熱処理も対応しており、めっきから熱処理まで一貫した体制を整えています。 本めっき皮膜は、樹脂粒子を意図的に含有させているため、性能を安定させる観点から膜厚5μm以上を推奨しております。