無電解ニッケルSiCめっき

硬度+耐摩耗性を強化させた複合無電解ニッケルめっき

ダイヤモンドとシリコンの中間的性質を持つSiC(炭化ケイ素)粒子を、無電解ニッケルめっき皮膜中に均一に含有させた無電解ニッケルSiCめっきを提供しております。
このSiC粒子は、ダイヤモンドに類似した結晶構造を有しており、通常の無電解ニッケルめっきと比較して、高い硬度と優れた耐摩耗性を発揮します。さらに、熱処理を施すことで硬質クロームに匹敵する性能を実現できるため、硬質クロームの代替めっきとしても注目されています。


当社の無電解ニッケルSiCめっき
01.高硬度めっき(HV1000以上)をご提供

無電解ニッケルSiCは、熱処理をすることでHV1000以上の硬度を持たせることができます。高硬度により、摩耗や擦れに強く、摺動部品などの耐久性が求められる部品の長寿命化が期待できます。 当社は、めっきから熱処理まで一貫対応体制を整えているため、高硬度皮膜のご提供も可能です。


02.環境規制対応 × 高性能 × 豊富な実績

当社では、無電解ニッケルSiCめっき技術をいち早く取り入れ、硬質クロームの代替技術として積極的にご提案してまいりました。 このめっき皮膜は、六価クロム等を含まないRoHS規制対応品であり、環境負荷の低減と高性能の両立を実現しています。
長年にわたり本めっきをご提供してきた実績もあり、ピストンロッド、シャフト、各種ロールなど、幅広い産業分野の製品に対して、安定した品質のめっきを提供しております。

03.単品からでも対応可能

当社では、無電解ニッケルSiCめっきの試作から量産まで対応しております。ハンドライン(手動)のため、単品からでも対応しております。 基本的に、無電解ニッケルめっきが可能な金属素材に施工可能です。
SiCめっきの機能性を最大限に引き出すため、膜厚は10μm程度を推奨しております。
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